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”百一 hyakuichi” ついに1/2終了! これからどうなる?  [こうのまんがの謎]

 平成30年の3月末に連載開始となった ”百一 hyakuichi” が、令和元年5月に第50回をむかえました。 ついに折り返しです。 これまで見えてきたモノ、新たなナゾ、謎、なぞ…


後半の歌が本格登場

 まだ前半の歌が9首残っているのですが、第44回からは本格的に後半の歌に突入しました。 これは、いわゆる最終回3部作(5部作くらい?)にまわす歌をカモフラージュするための措置か? ちなみに後半に入っても、有名女流歌人の歌は未登場です。


作者の著作に関する年表 ”百一 hyakuichi” 第50回までの道のり

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登場した歌(1)

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登場した歌(2)

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出たっ、ヤンキーネタ!!

 第41回の「あひみてのむかしはものを」では、太田さんが少女時代にスケバンだったことが明らかに。 往年の こうのまんが定番のヤンキーネタ復活に狂気したファンは多かったのではないでしょうか? 恩師から、昔 没収された鎖鎌を返してもらい、”てへペロ”する太田さんがおちゃめ。

 鎖鎌は「長い道」の中でも 道と遊さんが的確に使いこなす様子が描写されており、作者がこの武器に精通していることが伺えます。 きっと、こうのさんの現役時代愛用の武器だったんでしょう。 と、ほのぼのとした感じで終われれば良かったのですが、実は、この回には大問題が。 太田さんが通常の人間と同じように歳を取っているという事が明らかになったのです。


1028歳じゃない??

 あれ、太田さんの1028歳(自称)というのは、本当に”自称”だったのでしょうか? 実は、第25回の「ちはやぶるからくれなゐに」でも、太田さんの幼稚園児時代が描かれているのです。 この時は、見て見ぬふりをしようかと思ったのですが…

 今まで、太田さんは永遠の命を持っていて、あの姿のまま(少なくとも)平安時代から生き続けていると思っていたのですが、違ったのでしょうか?(オタフクソースのオオタさんの方は このパターン)

 それとも、「おもいでエマノン」のように前世の記憶を持ったまま(自分の娘に)転生していくというスタイル?? もしそうだとすると、第11回から出ている あのおばあさんは 太田さんの前世ということ?! 謎は深まるばかりですが… 実は太田さんが1000歳超えという事を示す描写は、作中にはまだ一切出て来ていないのです。


細腕繁盛記?

 太田さんが今住んでいる店舗付2階建て木造住宅は 元お好み焼き屋で、あのおばあさんが店主だったという事が第48回で明らかになります。 このあと、太田さんがそのお好み焼き屋を再興するのか? 第45・46回で出会った彼氏との仲はどうなるのか? いろんな展開を期待させながら、物語は後半に入って行きます。


アリの恩返し??

 第49回「ありまやまいでそよひとを」は、病気のありこさんに助けを請われるお話し。 きっと、太田さんは助けてあげるのでしょうが、気になるのが太田さんの着ている服。 素敵なワンピースにも見えますが、これ、貫頭衣じゃない?! とすると、実は太田さんは平安時代どころか大和古墳時代の人間で、助けたありこさんの恩返しで不死の命を授けられた…っつうこと?

 残念ながら、第50回では この話しの続きは描かれなかったのですが、本当に色々深読みできて楽しい作品ですね。 さあ、後半はどういう展開が待っていますか。

 このままのペースだと、”百一 hyakuichi”は令和2年の夏ころに完結する予定と思われます。

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